篠原奈緒子のmy best!日焼け止めベスト3&ワースト3をプロが発表!|渋谷のメイクレッスン「Amabile」

Instagram

News

コラム

篠原奈緒子のmy best!日焼け止めベスト3&ワースト3をプロが発表!

全国的に梅雨明けが近づき、いよいよ本格的に紫外線が気になる季節。コロナ禍のこの夏は、海や山のレジャーへ行く機会は減ってしまうかもしれませんが、日常的に日差しを浴びる機会は多いはず。そこで篠原に「おすすめ&がっかり日焼け止め」のランキング発表!

 

いよいよ夏本番! “おすすめ”日焼け止めベスト3


 

【おすすめ第1位】
Give&Give「日焼け止めローション UVAアンドBプラスC」/35ml:3,300円、70ml:6,050円(いずれも税込)

私自身が10年以上愛用している、本当にお気に入りの日焼け止めです。正直、知名度は低いと思うのですが、これをタレントさんたちにおすすめすると、みんな気に入って使っています。

敏感肌だと刺激を感じやすい成分「紫外線吸収剤」が入っているものの、肌に直接触れない処方になっていて、つけたまま寝てしまっても大丈夫なくらい肌に優しい。それでいて、全然焼けないんです。タイに住んでいる友人にも勧めてみたんですが、「焼けない」と言ってましたね。もはや最強!

アンチエイジングに効果があると言われる「アスタキサンチン」が含まれているため、日焼けを防ぎながら、肌のエイジングケアまでできる優れもの。ちなみに、液体がピンク色をしているのは、この成分が入っているからなのだとか。無添加なのも推せるポイントですし、いろいろ試しても、私にとってNo.1はずっとこの日焼け止めです。

 

【おすすめ第2位】
無印良品「薬用美白日焼け止めミルク」/1,590円(税込)

美白有効成分の「トラネキサム酸」が配合された日焼け止め。まさに、このトラネキサム酸につられて買ってみたんですが、使用感がとってもよかったです。ベタベタしないテクスチャながら、乾燥せずしっとり。デイリー使い用なのか、SPF値はそんなに高くないのですが、容量と価格的にコスパ抜群なので、こまめに塗り直せばOKでしょう。むしろ、肌に負担をかけないので、プラスに感じます。プッシュ式のボトルも衛生的でいいですね。

 

【おすすめ第3位】
アイスタイル「リシャン メイクキープUVスプレー」/1,540円(税込)

マスクが必要不可欠になった今、メイクがべったりとつくのを防いでくれる“メイクキープスプレー”が手放せなくなっている人も多いのでは。このスプレーは、メイクキープスプレーでありながらUV効果もバッチリなので、日焼け止めとしても有能で、今年の夏イチオシです。テカらずサラッとした質感で、メイクの上から重ねてもベタつきません。マスク焼けを防ぎつつメイクもキープできるなんて、理想的ですよね。容量(150ml)が多く、コスパがいいのもうれしいポイント。

 


 

これを買うのはやめておけ!? “がっかり”日焼け止めワースト3


 

【がっかり第1位】
ちふれ「日やけ止め ミルク UV」/880円(税込)

テクスチャが重たく、肌がキシむ感じで乾燥します。ウォータープルーフタイプで落ちにくいのはありがたいのですが、逆に落ちなさすぎて、洗顔後も肌に残ってしまう心配がありますね。紫外線吸収剤が肌に残り、肌荒れなどを引き起こしかねないので心配です。塗ったあとに白く浮いてしまうのも気になります。ただ、「ウォータープルーフの日焼け止め」だと考えたら値段が安いので、安価に機能を求める方にはいいのかなあ……。

 

【がっかり第2位】
ユースキン「ユースキンS UVミルク」/オープン価格

ミッフィーデザインがかわいいのと、ユースキンのハンドクリームのファンなので試してみましたが、油分が気になる! ベタつくしテカるし、これを夏場に使うのはなかなかキツイですね。テクスチャが重たいので、顔には向かない感じです。処方が肌に優しいものばかりなのは評価できますが、冬じゃないと使えないかな……。

 

 

【がっかり第3位】
花王「ビオレ UV アクアリッチ ウォータリージェル」/877円(税込)

肌のトーンアップ・美肌効果のある日焼け止め。確かに、塗ってすぐは肌が明るく、透明感があるように見えるのですが、液が落ちやすいので、時間がたつとムラっぽくなってしまいます。落ちやすい=焼けやすいでもあるのかなと、ちょっと不安ですね。そして何より、日焼け止めを塗った部分に洋服が触れると白くなってしまい、粉を吹いたみたいに見えてがっかりです。塗った時の乾燥も少し気になりますね。

 

 


「UVカットファンデ」でも日焼け止めは塗ったほうがいいワケ!


ここからは、篠原に「日焼け止めに関する素朴な疑問」をぶつけていきます!

Q. 日常生活レベルなら、「SPF・ PA値が低い」日焼け止めをこまめに塗るのと「SPF・ PA値が高い」日焼け止めを出かける前に1回塗るのと、どちらが焼けないのでしょうか?

篠原 なかなか日焼け止めを塗り直せない可能性が高い日には、「SPF・ PA値が高い」ものを選ぶといいでしょう。逆に、こまめに塗り直せる場合は、「SPF・ PA値が低い」ものを使ったほうが、肌への負担が少なくなります。ただし、日焼け止めは基本的に、皮膚の老化に影響する紫外線(UV-A)から肌を守る効果の目安となる「PA値」は、高いものを選んだほうがいいです。反対に「SPF値」は、短時間で肌に炎症を起こす紫外線(UV-B)を防ぐ“持続時間”を表しているので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

Q. 「日焼け止め効果のあるファンデーション・下地」 を使っていても、日焼け止めは塗るべき?

篠原 この場合、基本的には日焼け止めを別で使う必要はないです。ただし、ファンデーションを顔全体に塗らない方も多いと思いますので、“ムラ焼け”する心配があります。顔全体に日焼け止めを塗っておいたほうが、安心ではありますね。

日焼け止めを塗るなら、メイクの順番は「乳液タイプの日焼け止め→下地→ファンデ」または「下地→ファンデ→スプレータイプの日焼け止め」がいいでしょう。日焼け止めによる肌の乾燥を防ぐためにも、メイク前のスキンケアもしっかり行ってくださいね。

 

ページトップへ