篠原奈緒子のmy best!軟毛向けのヘアワックスおすすめ7選
商品を選ぶ前に知っておきたい
軟毛とは、1本1本が細くやわらかい髪質のこと。剛毛と比べるとハリやコシに欠ける傾向があり、「ペタンとしてしまう」「思いどおりのスタイリングができない」という悩みが多いです。スタイリング剤を使ってもボリュームが出なかったり、スタイルキープが難しかったり……。そんな人におすすめなのが、軟毛ヘアワックスです。
おもに水分量の少ないマット系・クリーム系のヘアワックスなら、軟毛でも扱いやすいといわれていますよ。これまで満足のいくヘアスタイルができていなかった人も、自分の髪に合うヘアワックスと出会えたらおしゃれがもっと楽しくなりそうですね。
軟毛に合うヘアワックスの選び方マット系かクリーム系を!
まずは、軟毛ヘアワックスの選び方をチェックしていきましょう。ヘアメイクアーティスト・篠原奈緒子さんのアドバイスも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
軟毛タイプは、マット系かクリーム系を!
軟毛の場合、水分や油分が多いヘアワックスは向きません。おすすめは、マット系もしくはクリーム系。それぞれの特徴をおさえて、自分に合いそうなタイプを見つけましょう。
1.マット系
マット系ヘアワックスは水分や油分が少なくほどよいかたさのテクスチャーなので、髪をしっかりホールドしながらもナチュラルな雰囲気に仕上がります。少し束感を出すなど、遊び心のあるヘアスタイルも可能ですよ。
テカらずマットな仕上がりになるので「いかにもスタイリング剤をつけている感は出したくない……」という人にもおすすめです。
2.クリーム系
クリーム系ヘアワックスも水分量が少ないので軟毛の人に向いています。セット力が高く、小ワザのきいたスタイルにも挑戦しやすいでしょう。
マット系に比べて伸びがよいため、「スタイリングが苦手……」という人にもおすすめです。
ボリュームを出すなら「ファイバーイン」「パウダーイン」
軟毛は「うまく立ち上がらない」「ボリュームが出ない」という悩みが多いですよね。そこをカバーしたい場合は、ファイバーインもしくはパウダーインのものを選ぶとよいでしょう。
ジェル系は要注意
軟毛の場合、ジェル系ヘアワックスには注意が必要です。というのも、ワックス自体に重みがあるので、その重みに髪が負けてうまく立ち上がらない可能性があるから。グリース系ヘアワックスも油分が多くどちらかというと剛毛に向いているので注意してくださいね。
人気のナカノの商品もピックアップ!
軟毛ヘアワックスおすすめ7選
1.
ミルボン『プレジューム ワックス 5』

内容量 | 90g |
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タイプ | – |
軟毛も立体感のあるヘアスタイルに
このシリーズは全6種類ありますが、なかでも軟毛向きなのが、この5番です。伸びのよいテクスチャーで、こまかなアレンジもしやすいのが特徴。きちんと動きを作れるので、立体感のあるヘアスタイルに仕上がります。
指通りがよく「うまくいかなかった……」「やり直したい!」というときもリセットしやすいですよ。
ミルボン『プレジューム ワックス 5』は、ファイバーインでボリュームが出しやすく、根元から立ち上げてくれます。さらに重たさがなくほどよくキープしてくれるので、とにかくバランスがよいですね。ファイバーが白く浮かないように、手のひらでしっかりワックスを広げてから髪につけるのがポイントですよ!
2.
Product(プロダクト)『ヘアワックス』

内容量 | 42g |
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タイプ | – |
ヘアスタイリングと肌ケアを同時に
発売以来高い人気を誇るこちらの商品は、ヘアスタイリングはもちろん全身の保湿ケアとしても使えるマルチタスクなアイテム。自然由来の原料のみで作られているので、成分が気になる人も使いやすいです。
5つの原料(シアバター・アロエベラ・ビタミンE・ビーズワックス・タンジェリンエッセンシャルオイル)からできていて、髪にうるおいを与え乾燥によるパサつきを防ぎます。手のひらでじゅうぶんに伸ばすことでオイル状になるのでヘアワックス特有のベタつき感が少なく、フワッとしながらまとまりのあるスタイルを作ることができます。
Product(プロダクト)『ヘアワックス』は、自然由来の成分のみで作られたバームタイプ。スタイルのキープ力やボリュームアップ効果はないのですが、シアバターやビーズワックスのオイル成分で髪がしっとり濡れたような質感に。重くないので、軟毛の人も今っぽい濡れ感を出すことができます。ベタつかないので、髪同士がからまず束感も表現しやすいですよ。
3.
中野製薬『ナカノ スタイリング タントN ワックス 4 ハードタイプ』

内容量 | 90g |
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タイプ | ハード |
とにかくスタイリングしやすい!
ベタつき感が気にならないハードタイプのこちらの商品は、毛先の動きと毛束感を出すのに最適。すぐに取れてしまいがちな毛先のニュアンスもヘア全体のアレンジもしっかりとキープします。
紫外線によるヘアカラーの退色・髪のダメージを防止するほか、シアバターなどうるおい成分配合で髪にツヤをもたらしてくれるのもうれしいポイント。伸びがよいのでスタイリングしやすく、初心者でもかんたんにヘアアレンジができそうです。
中野製薬『ナカノ スタイリング タントN ワックス 4 ハードタイプ』は、ハードという名前ですがベタつきは少なめ。伸びもよいので使いやすいヘアワックスです。ファイバーインでボリュームも出せます。紫外線防止効果があるので、髪のダメージを軽減したりカラーの退色を防いでくれますよ!
4.
Loretta(ロレッタ)『メイクアップワックス 6.5』

内容量 | 65g |
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タイプ | – |
束感と立体感をほどよくホールド
ごわつき感が少ないのに強いセット力と高いキープ力を保持するヘアワックス。ほどよいかたさのテクスチャーで、束感や立体感を出したいときに使いやすいアイテムです。
重くならずにホールドしてくれるので、ショートヘアに動きを出したいときや無造作ヘアを作るのに最適。こっくりしたヘアワックスは洗い流すのに苦労する商品もありますが、こちらはシャンプーでスルッと洗い流せるので毎日ストレスなく使えるタイプです。
5.
ARIMINO(アリミノ)『ピース ソフト wax <カフェオレ>』

内容量 | 80g |
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タイプ | ソフト |
ナチュラルでやわらかい雰囲気に
ガチガチにかためず、かといって緩くもない、ほどよいセット力のヘアワックス。「ナチュラルに仕上げたい」「いかにもワックスしてる感は苦手」という人におすすめです。
ヘアワックスにありがちなベタつきが少ないため、アレンジしやすいのもうれしいですね。アクアローズ&カシスの香りで、気分も高まりそうです。
6.
ナンバースリー『デューサー medium hard wax 4』

内容量 | 80g |
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タイプ | ミディアムハード |
ファイバーイン! そしてツヤ感も
軟毛におすすめのファイバー成分が入っているので、ペタっとしがちな髪もしっかり立ち上げてくれます。束感も出しやすく、今っぽいヘアスタイルを作るのに最適といえそうです。
スタイリングのポイントは、根元からもみ込みながら動きを出していくこと。ツヤが出るタイプなので、ビシッと決めたい人におすすめです。
7.
デミ コスメティクス『ウェーボ デザインキューブ ライトワックス』

内容量 | 30g/80g |
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タイプ | ソフト |
ふんわりしたヘアスタイルに
軽さのあるふんわり系ヘアスタイルを目指すなら、こちらの商品がおすすめ。ライトなセット力とベタつきの少ないテクスチャーで、髪全体に空気感が生まれます。
シアーパール成分が配合されているため、髪をキレイに見せる効果も。髪が濡れているとき、乾いているとき、どちらでも使用可能ですよ。
軟毛の方が、キープ力を高めるには?軟毛ヘアワックスの上手な使い方
「スタイリングできても、時間がたつと崩れてしまう……」という人は多いですよね。どのようにすればスタイルをキープできるのでしょうか?
軟毛の人は、ハードなキープ力のものを使うと髪同士がからまってしまい、かたいテクスチャーのものを使うとワックス自体の重さで崩れてしまいがち……。
ソフトなキープ力×かたくないテクスチャーのヘアワックスでふんわり仕上げてから、ハードタイプのスプレーでキープするのがポイントです。このひと手間で長時間キープできるようになりますよ!