篠原奈緒子のmy best!メイクブラシクリーナーのおすすめ①
そもそも「専用クリーナーって本当に必要なの?」と感じる人もいるのではないでしょうか。単純に洗うだけと考えれば、自宅にある洗剤やシャンプーなどで代用できそうな気がしてしまいます。しかし、メイクブラシを長期的に愛用するためには、専用クリーナーを使ったほうが賢明です。
メイクブラシを、専用クリーナーではなく台所用洗剤やシャンプーなどで洗うと、きちんと汚れが落ちなかったり毛が痛んでしまったりする可能性があります。汚れが落ちきっていないブラシや、かたくなってゴワゴワしたブラシを使えば、肌トラブルの原因になることも……。
本来メイクブラシは、化粧ノリをよくしたり化粧崩れを防いでくれたりするアイテムとして知られていますが、メイクブラシ本体の状態が悪いとその効果は薄れてしまうでしょう。それどころか、肌荒れや乾燥をまねきかねないので注意が必要です。
メイクブラシクリーナーの選び方
ここからは、メイクブラシクリーナーの選び方をご紹介します。リピートしたくなるような優秀かつコスパのよい商品に出会うには、選び方のコツをおさえること! ヘアメイクアーティストの篠原奈緒子さんからのアドバイスも参考にしてみてください。
1.クリーナーのタイプで選ぶ
メイクブラシクリーナーには、おもに「液体タイプ」と「ジェルタイプ」、「スプレータイプ」や「シートタイプ」、「ドライタイプ」があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
定番の「液体タイプ」「ジェルタイプ」はしっかり洗える
「メイクブラシクリーナー」として多く売られているのが、液体タイプやジェルタイプです。商品によって洗い方は異なるものの、ブラシの内側までしっかり汚れを落とすことができます。水洗いするため、洗浄後にすぐにブラシを使うことができませんので、月に1回など定期的なお手入れにおすすめです。
手軽にお手入れできる「スプレータイプ」「シートタイプ
スプレータイプは、ティッシュなどにシュッと吹きかけて、ブラシの汚れをやさしくふき取ってオフします。シートタイプは、シートで拭くだけでOK。どちらのタイプも短時間でササッとケアができ、手軽にブラシのお手入れがしたい方にぴったりです。ブラシの内側までしっかりお手入れは難しいですが、毎日のお手入れや外出先でも便利です。
同じブラシで色を変えたいときに便利な「ドライタイプ」
毛の種類に合わせて選ぶ
メイクブラシの毛は大きく分けて2種類、天然毛と化繊毛があります。メイクブラシクリーナーは、それぞれの毛の種類に合わせて選びましょう。
天然毛ブラシには天然成分配合のやさしいクリーナーを
天然毛ブラシの場合、洗浄力の強いクリーナーで洗ってしまうと、天然毛ならではのしなやかな質感が失われてパサパサになる可能性があります。そのため、天然由来成分を含むなどブラシにやさしいクリーナーを選ぶことが大切です。
化繊毛ブラシには洗浄力強めでOK
化繊毛ブラシの場合、洗浄力の強いクリーナーで洗っても天然毛ブラシほどの劣化は見られない傾向にあります。リキッドファンデーションなどの頑固な汚れもしっかり落としてくれるような、頼もしいクリーナーを選びましょう。
毛のボリュームもチェック
メイクブラシクリーナーは、ブラシの毛のボリュームに合わせて選ぶのもポイントです。なぜなら、ボリュームのあるメイクブラシは毛が密集しているので、乾くまでに相当な時間がかかることも。その間メイクブラシが使えないのはもちろん、生乾きの状態が続くと不衛生ですよね。
ボリュームのあるブラシを使っている場合は、「速乾性」を重視して選ぶとよいですよ!
ブラシの汚れ度合いに合わせて選ぶ
同じメイクブラシでも、リキッドファンデーションやクリームアイシャドウなどに使う場合とフィニッシングパウダーに使う場合とでは、汚れ度合いに大きな差が出ます。リキッドやクリームなど粘度の高いものは、毛にこびりつき雑菌が繁殖しやすいため、これらに使うブラシには洗浄力を重視したクリーナーがおすすめです。
一方、さらっとしたパウダー系に使うブラシなら、ブラシや肌への負担も考えられたクリーナーを選びたいところです。
ニオイが気になる人は、アルコールフリーを
メイクブラシクリーナー特有のニオイが気になる人も多いですよね。実際「洗った後にアルコールっぽいニオイが残るのがイヤ」という声は多く聞かれます。そのような人はアルコールフリーの商品を選びましょう。
基本的にメイクブラシは毎日使うアイテムなので、ニオイで不快になるのは避けたいところ。日々のメイクを楽しむためにも、気になる人はこのポイントをおさえてクリーナー選びをしてみてください。
敏感肌の方は、低刺激な成分のものを
敏感肌の場合、メイクブラシクリーナーによっては「肌に合わず反応が出てしまうのでは……?」という不安があるかもしれません。また、洗浄力の強いクリーナーによる手荒れを心配する声も。そのため、肌が敏感な人はクリーナーに含まれる成分をあらかじめチェックしてから買うと安心です。
肌への負担を考えると、天然系洗浄成分などで低刺激と謳っているクリーナーを選んでみて。肌に直接触れるメイクブラシだからこそ、クリーナーにもこだわりたいですよね。
ブラシにも肌にも「やさしい」がポイント!
【液体・ジェルタイプ】おすすめ9選
1.shu uemura(シュウ ウエムラ)『ブラシ クリーナー』

容量 | 140ml |
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タイプ | 液体 |
大切なブラシのメンテナンスにぴったり
マカデミアナッツオイル・ビタミンEを配合、大切なブラシを傷めずかんたんに洗浄できるクリーナーです。
ブラシを浸して洗浄後、すすぎ不要なので手間もかかりません。乾きも早く、一晩置いておけば翌朝サラサラに。洗浄力が高いので、しっかり汚れを落としたい人におすすめの商品です。
shu uemura『ブラシ クリーナー』なら、しっかりきれいに洗えます。魅力的なポイントとしては、乾くのが早いこと! 速乾性にすぐれているので、こまめにブラシを洗えますよ! 肌にやさしいオイルが配合されているのもポイントです。
2.Ripica(リピカ)『メイクブラシ専用シャンプー 筆シャンプラス』

容量 | 120ml |
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タイプ | 液体 |
ふわふわした仕上がり! ブラシ洗浄が楽しくなる
ノンシリコンで無香料・無着色・アルコールフリーなのに、天然由来の植物酸の力で化粧品汚れの中でも落としにくいシリコンを分解して落としてくれます。
コラーゲン配合により、新品のようなふわふわとした仕上がりになるので、面倒だったメイクブラシの洗浄がやみつきになるかもしれません!
Ripica(リピカ)『メイクブラシ専用シャンプー 筆シャンプラス』は、少しとろっとしたテクスチャーで、ブラシに付いたコスメをしっかり取ってくれます。すすぎもしやすくブラシに汚れが残らないので、クリーナー初心者の方にもおすすめですよ。
3.StylPro(スタイルプロ)『クリーナー メイクブラシ専用洗浄液』

容量 | 150ml、500ml |
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タイプ | 液体 |
頑固な汚れも落としてくれる画期的なクリーナー
イギリス発のブランドが開発したクリーナーは、たった20秒で洗浄・乾燥が完了する画期的なメイクブラシ専用洗浄液。頑固な汚れを瞬時に落とすことに特化しているため、オイルベースなどの落ちにくい化粧品もきれいに洗浄してくれます。
コムギ胚芽オイル・グレープシードオイルなど天然由来成分配合なので、肌やブラシへの負担を抑えながら、毛本来の質感をしなやかに保ちます。
4.Koh Gen Do(コウゲンドウ)『スポンジクリーナー』

容量 | 75ml |
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タイプ | 液体 |
気になる雑菌をスッキリ!
高い洗浄力で、落ちにくいメイクアップの汚れや雑菌をしっかり落とし、ソフトに洗い上げてくれます。スポンジだけでなく、ブラシなどのメイクアップツール全般用洗浄剤です。
汚れがこびりつき、ごわついたブラシのやわらかさを復活させることで、ファンデーションやアイメイクなどのフィット感がアップ。メイクが崩れやすい人にぜひ試してもらいたいアイテムです。
5.BOBBI BROWN(ボビイ ブラウン)『コンディショニング ブラシクレンザー』

容量 | 100ml |
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タイプ | ジェル |
ブラシにハリが! 見た目もクールなクレンザー
ブラシが長持ちすると好評で、リピーター続出のクレンザー。汚れをすっきり除去してくれるのはもちろん、ヨレっとしがちなブラシにハリを与えてくれます。
使い方はとてもかんたん! ヘッド部分を濡らしたブラシに少量のクレンザーをなじませ、ぬるま湯ですすげば完了です。月1回程度のお手入れで、クリーンなブラシを維持できますよ。
6.TAUHAUS(タウハウス)『ブラシクリーナー』

容量 | 200ml |
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タイプ | 液体 |
ブラシにも肌にもやさしい優秀クリーナー
メイクブラシメーカーTAUHAUSが満を持して作り上げたのは、ブラシと肌両方への負担を考慮したクリーナー。天然由来のアミノ酸系活性剤を配合しているので、熊野筆の繊細な肌あたりを損なうことなく汚れをしっかり落とせます。
水分・油分のバランスを保ち、ブラシの寿命を延ばしてくれるのもうれしいポイント! 着色料・香料・シリコン・パラベン不使用で、ニオイがキツいのは避けたいという人にも最適です。
7.SHO-BI(ショービ)『PROVENCE メイクブラシ&スポンジクリーナー』

出典:Amazon
容量 | 80ml |
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タイプ | ジェル |
クリーナー初心者にもおすすめ
メイクブラシやスポンジに使用可能なジェルタイプのクリーナー。中性の洗浄剤なので動物毛のブラシを傷めにくく、大切なブラシやスポンジも安心して洗えます。
プチプラなのでメイクブラシクリーナー初心者の1本目、または上級者の持ち運び用におすすめですよ!
8.M・A・C(マック)『ブラシ クレンザー』
![マック(MAC)ブラシクレンザー235ml[並行輸入品]](https://m.media-amazon.com/images/I/31jlCql9rGL.jpg)
容量 | 233ml |
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タイプ | 液体 |
ピンク色が可愛い!定番クレンザー
定番のMAC『ブラシ クレンザー』は、ブラシを長持ちさせてくれるクリーナーとして知られています。ただ汚れを落とすだけでなく、雑菌やニオイを同時に防いでくれるすぐれもの!
クレンザーを直接ブラシまたはタオルの上に塗布し、汚れが落ちるまで毛並みに沿って拭き取るだけでOK。クリーナー特有のニオイがなく、乾きやすいのも人気のひみつです。
9.博雲堂筆舗『熊野筆リセッター(専用カップ付き)』

容量 | 500ml |
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タイプ | 液体 |
専用カップ付き! 筆をふわふわに仕上げる
天然由来の成分を使ったメイクブラシクリーナーで、専用カップがついていてお手入れしやすいのがポイント筆の内側の汚れも、しっかり落としてくれます。
筆がかたくなってしまっている方も、『熊野筆リセッター』を使えばふわふわのやわらかさを復活させてくれますよ。
メイクブラシにはさまざまな種類があるので、自分の持っているブラシのタイプや状態に合ったクリーナーを選ぶことが大切です。毛が傷んだりパサパサになると、メイクブラシの効果がじゅうぶんに得られなくなるだけなく、肌に刺激を与える可能性もあるため注意しましょう。
ゴシゴシせずやさしく洗い流すだけで、きちんと汚れが落ちるようなクリーナーがおすすめですよ!